呼び出しベルがしっかりと聞こえるためには無線LANの設置場所が重要
工場や病院といった現場では、呼び出しベルはとても重要な役割をしていて、無線LAN型の呼び出しベルを導入している現場も多いです。無線LANによる呼び出しベルはとても便利ですが、無線LANの設置方法が間違っていると電波が届きにくくなる場合があります。
窓際に設置しない
一見正しいようにも見えますが、窓際に設置すると電波が無駄になってしまいます。無線LANから発生している電波はあらゆる方向に飛んでいて、窓際に設置すると電波が外に流れてしまいます。電波が外に流れると室内の電波が弱くなってしまうので、無線LANは窓際に設置しないようにしましょう。
床に設置しない
電波はアンテナに対して垂直に広がる性質があり、無線LANを床に設置すると障害物によって電波が遮られてしまいます。無線LANは高い場所に設置することで、より広範囲に電波を飛ばすことができるので、なるべく高い位置に設置するようにしましょう。
また、高い場所に設置しても、近くに背の高い障害物があると電波が届きにくくなるので、無線LANの近くに背の高い障害物を置かないようにするのもポイントです。
電子機器の近くに設置しない
無線LANは2.4GHzの周波数を使用していて、この周波数はテレビのリモコンや電子レンジ、ワイヤレスマウスやキーボードといった電子機器にも使用されています。これら電子機器の近くに無線LANを設置してしまうと、電波干渉を引き起こしてしまい通信速度が低下してしまいます。
電波干渉を防ぐには電子機器の近くに設置しないことはもちろん、周波数の帯域を増やしたりチャンネルを変えたりといった方法でも電波干渉を防ぐことができます。
当社では、無線LANに接続するだけで使用できる呼び出しベルの販売を行っていて、防犯や災害、介護などの対策におすすめの商品です。また、呼び出しベルは無線LAN型だけでなく有線LAN型もご用意しているので、現場に合わせて商品がお選びいただけます。デモ機の貸し出しも承っていますので、呼び出しベルの購入を検討されている方はぜひお試しください。