パニックに陥ったり二次被害を引き起こさないために必要なこと
日常生活の中で、危機や危険を感じる場面はほとんどなく、実際にその瞬間に立ち会わないと実感できないものです。例えば、工場生産ラインの機械によって、身体的被害に遭う可能性が考えられるシチュエーションであっても、実際にいつどこで被害が起こるか分からないから「大丈夫」という安心感が先行してしまいます。そのため、普段の心理状況は緊急時に対する意識も少ないと言えます。
そんな状況の中、危機的場面や危険な場面に遭遇してしまうと、大体の方はパニックに陥ってしまいます。
緊急時に多く見られる行動
非常時・緊急時の行動は、反射的・場当たり的な行動が多くなりがちです。その結果、さらに事態の悪化を招くということが見られます。例えば、工場生産ラインで機械に手や腕を挟んでしまった場合、すぐに引き抜くと出血性ショックなど、重度の症状を発症してしまう可能性があります。専門的な知識に基づいた行動が必要とされますが、パニックに陥った時は冷静な行動に移しにくいです。
まずは、周りの作業員に状況共有することで、被害が拡大する前に対処できます。
身近でできる緊急時対策とは
工場内で緊急時のルールやマニュアルを決めて、作業員に徹底することも対策方法のひとつです。しかし、パニックに陥った心理状況、反射的・場当たり的な行動は、二次被害を引き起こすことも考えられます。そのため、マニュアルの徹底とともに、緊急事態を全作業員に共有できるツールを導入するのがおすすめです。
呼び出しボタンや呼び出しチャイムは、パニック状態であっても、瞬時に状況共有に役立てることができます。安全面における死角をなくすことで、工場内での事故も最小限に抑えることにつながるのです。
工場内で活用できる業務用の呼び出しボタンは、当社の製品をご利用ください。当社は有線型だけでなく、無線型(ワイヤレス)の製品も用意しており、緊急時の状況共有で最適な場所に設置することが可能です。工場内に限らず、介護業界や家庭用にも活用いただけます。